ひさびさの社長ブログ再開。
東洋経済3月37日号の特集記事のタイトルに惹かれて、立ち読みしているうちに衝動買い。
2.0とか3.0という言い方が、ソフトウエアのバージョンアップにもじって、コンセプトの次元があがったことを意味するようになり、いろいろな用語で使われるようになった。
その記事によると、モチベーション1.0は生物学的動機。
モチベーション2.0は与えられた動機。
モチベーション3.0は自発的な動機。
著者(ダニエル・ピンク)は現在社会で働く人は徐々にモチベーション2.0から3.0に移行しているという。
モチベーション2.0で有効な仕掛けはアメとムチ。成果主義など信賞必罰的な人事ポリシーが有効とか。

そして、このモチベーション2.0で有効であった人事ポリシーが3.0ではモチベーションと創造性を破壊するとのこと。
その裏づけとして、創造力を要求されるタスクを、成果報酬を条件つけた場合とそうでなく場合で行った際に実験データが述べられている。

飴があるとやる気はでるが創造性は減少する、 創造性の源はやってみたいという自発性であるということか?

経営者にとってまたまた難しい宿題が出されたという感じ。

モチベーション3.0がいきわたった世の中とは、働く人みんなが経営者やトップということか、と思う。

時代とともに人の欲求の次元が上がっていくということかな。

いつの世も諸行無常ということ。