先日、新宿の街頭清掃のあと、かの、鍵山秀三郎氏をお話することができた。
講演や清掃実習などでこれまで何度かお会いしているが、一対一でお話するのは初めてである。
謙虚と感謝、思いやり、そして、利他の心を、そのまま体現している方である。
お掃除一筋に30年以上に渡ってやり続けてきた方である。
鍵山氏の主宰する日本を美しくする会および掃除に学ぶ会は、全国はおろか世界に10万人を超える会員がいるとのことである。
鍵山氏が創業したイエローハットは、上場企業であるがとても社風がよい企業として有名である。
個人的にも、鍵山氏を日本を代表する哲人経営者の一人だと思っている。そういう鍵山氏だがお話をしてひとつ感じたことがある。
オーラがない、というかまったく威圧感を感じないのである。
新宿街頭清掃においても、約200名のボランティアが集まっているなかに埋もれると、みつけるのが困難なくらい存在感がないのである。
これだけの人だから、オーラに満ちていておかしくないのに、と思い、同席した友人に尋ねたところ
「そうだね、そのへんのおじさんっていう感じだね」との感想。

そして得た結論。

これだけの人のだから、体内にはすさまじいオーラをもっているのだろう。
しかし、鍵山氏はその人格、哲学ゆえか、そのオーラまでも周囲を気遣って自分の体内に抑えているのではなかろうか?
別の意味で驚きである。
鍵山氏との会話である。
(私の名刺をみて)
「あー○○に会社があるんですね。私小さいころ、そこにいたことがあるんですよー。小さいころ、●●小学校が、△△にありましてー・・・(よもやま話が続く)」
その人が背景を知らなければ、近所のひとなつっこい好々爺という以外に感じなかったと思う。
そういう人でした。